司馬遼太郎とその時代 戦後篇 [ 延吉 実 ]
戦後篇 延吉 実 青弓社シバリョウタロウトソノジダイ ノブヨシ ミノル 発行年月:2003年09月20日 予約締切日:2003年09月19日 ページ数:308p サイズ:単行本 ISBN:9784787291677 延吉実(ノブヨシミノル) 本名・藤田佳信。
1950年、京都市生まれ。
早稲田大学社会科学部卒業。
関西大学大学院博士課程修了(専攻・英米文学、比較文学)。
藍野学院短期大学助教授、関西大学非常勤講師。
日本スタインベック協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 平和と繁栄の時代/第2章 アイデンティティ、あるいは「心の憑代」/第3章 失われた町を求めて/第4章 難波塩草/第5章 一九四五ー五四年(昭和二十年代)、京都時代から作家誕生へ/第6章 『俄ー浪華遊侠伝』/第7章 二十二歳の自分への手紙 「二十二歳の自分への手紙」。
司馬が晩年に語ったこの言葉に託した思いとはー。
敗戦後、急速に「発展」する日本社会。
華やかな時代とは裏腹に、司馬は一人、自らの精神を内向させていった。
膨大な作品を発表し、国民的作家として多くの人びとの支持を得ながらも、語る相手がいないと絶望した作家の心の葛藤と闇を探る。
本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)
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